2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧
今日は翻訳ミステリー大賞シンジケート*1立ち上がりにあまりに興奮したので、ついブックマークから読みたい本がほとばしってしまった。私は気になった本を片端からブラウザソフトのブックマークにブチこむので、しばらく放置しておくとブックマークリストが…
先ごろジャック・ヴァンスのトリビュートアンソロジーを出したマーティンが、ガードナー・ドゾワと組んで来年3月に出版する予定なのが、このジャンル越境型テーマアンソロジー“WARRIORS”である。いや、全然ニュースじゃなくてだいぶ前に面子も発表されてい…
すでに読んだ方が私を止めたり、背中を押したりしてくれることを期待。 まず、何はなくともPaul Tremblayの“The Little Sleep”だろう。いま一番ほしい。The Little Sleep作者: Paul Tremblay出版社/メーカー: Holt Paperbacks発売日: 2009/03/03メディア: ペ…
作家がかぶっているアンソロジーといえばこちら。マイクル・ビショップが、ひたすらキリスト教に関係した好みの短篇を集めた本。出版社がもう倒産してるようなのだが刷った割によほど売れなかったのか、まだ余裕で購入できてしまう。 かたやオスカー・ワイル…
10月1日に出る、1970〜2007年に発表された短篇から編まれたSF傑作選。何この文学系SF好きホイホイというか、奇妙な英文学好きホイホイ。「翻訳作品集成」様とグーグル先生を頼りに収録作リストを作ってみた。発表年代順に並んでる模様。他に訳されてるも…
〈変愛小説集〉第2期の9作目には、2002年に短編集『パストラリア』*1(角川書店, 2002)が邦訳されたジョージ・ソーンダーズが登場だ。浅倉久志氏による翻訳があるこの作家は、私の記憶が確かであれば、都甲幸治氏がプッシュする一人でもあるはずだ。掲載…
今年出た、ファンタジーやホラーとミステリの間をふらふらしてる系の小説をいくつかご紹介。 本命は、ケリー・リンク夫妻の小出版社スモール・ビア・プレスが初めて雇い入れたバイト*1という出自のジェディダイア・ベリー“The Manual of Deteciton”(2009)な…