2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧
明らかに頭のスペックが出力に追いついていない。歯がゆい。 なんとなく頭の中で方向性が繋がっているので、自宅の壁に貼ってあるものから下記を紹介。18〜19世紀に妄想された気球? それから初台オペラシティでの鴻池朋子展で買い占めた絵葉書。すべて書籍…
(メモ:後で消すかも) 15篇がひっそりと収まっている掌篇集。うち、既にどこかで発表されたものは4篇、残りが初出である。 読み終えて、ハギレの束という印象を受けた。これは決して貶し文句ではない。 娼館であるとか、足であるとか、本書の端々で読者…
ネットで公開されているもののみ、今夜ざっと読了。もう完全に内容を解説しているので、ネタバレを気にしない人のみご覧ください。すごい適当なレビュー。
3分の1*1のみが早稲田文学3号に訳載された、伝説の珍作である。せっかくなので紹介記事を書いてみた。ネタバレなし。 時は21世紀も後半。永久機関のような炉に必要な20キログラムの『青脂』を採るため、遺伝子研-18に科学者と軍人が集められる。語り手…
前に紹介した本の感想を書く。いつも以上にレビューのクオリティが低いのは、きっと残念賞だったから。 トルコの、あるミステリシリーズが08年末から続けて英訳されている。著者はメフメット・ムラート・ソマー*1(Mehmet Murat Somer, 1959-)。現地では2001…
ひさびさの更新。昨日はなんとなく、以前に英国幻想文学大賞の短篇部門にノミネートしていた Simon Strantzasの"Pinholes in Black Muslin"を読んだ。初出はThe Second Humdrumming Book of Horror Stories(2008)で、Readerconなどで販売されたTUNDRA: THR…
例によってブックマークが増えすぎたので、メモがわりに最近ちと気になった英語の小説を挙げておく。あらすじは出版社やAmazonのものとレビューを参考に書いているので、誤りが含まれている可能性あり。掲載順は無秩序。 D. C. Pierson “The Boy Who Couldn'…