これが積読というものか

 今日は翻訳ミステリー大賞シンジケート*1立ち上がりにあまりに興奮したので、ついブックマークから読みたい本がほとばしってしまった。私は気になった本を片端からブラウザソフトのブックマークにブチこむので、しばらく放置しておくとブックマークリストがえらく長く伸びるようになる。
 この世の中にはこっそり独りで楽しみたい本もあるけれど、やはり情報と本を読む喜びは共有してナンボという気もする。しかし最近は読んだ本を記録する習慣がますます減じて困る。でも『水時計』の感想と共に、前のブログにあった“Death Wore White”レビューをサルベージするのだけはなんとかしたい。
 ガードナー・ドゾワの年刊ベストSFを読み終わるまで他の原書には(基本的に)手を出さない。なるべくブログも書かない。という枷を己に課したところ、案の定ほかの本を一切読めぬまま、時間が経ってしまった。ようやくあと三篇ほどのところまで漕ぎつけ、終わりが見えたよ。
 チャイナ・ミエヴィルは少しだけ進めた。読むのがもったいなくて中々手に取れない。二都市の双方に伝わる、まぼろしの第三の都市の伝説が登場し、ますます吸引力は高まるばかり。

*1:←トラバを飛ばすのもなんとなくはばかられるので、知らない人はググってください。